こんばんは〜あみゅるです。
空気が澄んでるので夜空が綺麗でテンションが上がりますね!こないだ400年ぶりに木星と土星が大接近して天体観測界隈が盛り上がっていました。少し距離は離れたけどまだ近くに見えるので良かったら見てみてね。
……。
さてタイトルで既にネタバレしているんですが、私が「怖いもの何?」と聞かれたら絶対に上がるもの、それが木星です。お化けよりも雷よりも殺人鬼よりも木星が怖い。目の前にお化けが居たらお化けの方が怖いかもしれませんが普通に暮らしている上で一番恐怖を感じるのは常に木星です。
なんなら木星という文字を見るだけでもあのシルエット(ただの丸だけど)脳裏をよぎるので出来ればあまり見たくないんですが、既に当記事に6回ほど書いていて今更なのでこのまま書きます。
とにかく木星が怖くて仕方ない人生なんですが、木星が怖いってどういうこと?みたいな人が大半だと思うので、そこらへんの説明も兼ねて木星への想いを語ろうと思います。出来るだけ悪口にならないように頑張ります。
みんなは木星の画像を見て何を思うんでしょうか。綺麗〜とか面白い模様だ〜とかかな?分かります。私も夜空を見上げた時に土星と一緒に光っている木星は綺麗だなーと思えるし模様も自然界でこんなことできるんですか?と問いたくなる見事なシマシマだと思います。でもそれとこれとは別で
あのまん丸シマシマを見た瞬間発狂します。
酷い時は見なくても思い浮かべただけで冷や汗が出てきて過呼吸気味になる。あとよく宇宙系のテーマパークで3Dシアターみたいなやつに木星出てくる時あるじゃないですか。あれも無理で出てくる気配を感じた瞬間に下向いて目を覆います。スプラッタホラーでも観てんのかな?みたいな必死さですが当人にとっては本当にそんな感じなのでそんな人を見かけても笑わないでほしい。多分私です。
つまり私の場合完全に見た目が駄目なんですね。ちなみに土星もちょっと似てるので心臓には悪いですが発狂する程ではないです。他の惑星も然り。
じゃあどこまで解像度の低い木星ならいけるのかと言うと
これくらいです。これでも一瞬ビクッとはするしあんまり長い時間見ていたくない。ちなみにこれは数年間木星を見てない私が自分で描いたやつなんでもしかしたら今と全然違う模様かもしれない。知らんけど。
自分でもだいぶ重症だなとは思いますが幸い無理矢理木星を見せつけられるシチュエーションに出くわしたことがないのでなんとか生きてます。じゃあ何故こんなに木星が怖いのか。説明をしていきたいところなんですが実は
そんなの私が知りたいが
状態ではっきりとした原因とかトラウマがあるわけじゃないんですね。別に木星に食われる夢を見たとかじゃないです。気付いたら無理になってた。なのでこれははっきりとした原因ではなく自分なりになんでこうなったか色々調べた末の考察なんですけど、考えられるのは
- 巨大なものが苦手
- 幾何学模様が苦手
- 好きすぎて辛い
くらいですね。3番何?と思うかもしれないですがまあまず順番に説明するわね。
1つ目ですが巨大なものが苦手な人は割と居るんじゃないでしょうか。俗に言うメガロフォビアってやつですね。風車が怖いとか鉄塔が怖いとかいう話をたまに聞いて大変だな……と思ってたんですが私ももしかしてそれなのではないかと思い至りました。当たり前ですけど星ってデカいんですよ。その中でも木星は惑星の中ではダントツトップでデカいんです。それを脳味噌が知ってか知らずか「こいつめちゃくちゃデカいから危険だぞ!」みたいなシグナルを出してるんじゃないかなと。なんか画像見るとその空間に自分が居るような錯覚を起こすんですよね。宇宙空間に放り出された中で木星が迫ってきたらみんな怖くない?そんな感じです。でも風車とか鉄塔はむしろ見るの好きだから本当に惑星サイズのデカいものじゃないと発動しないのかな。
2つ目の幾何学模様に関してはあんまり聞かないですが集合体恐怖症(蓮コラ駄目な人)の亜種みたいな感じかな?これはそこまで怖いと思った経験はないんですけど「宇宙みたいなカオスの中にあんな綺麗なシマシマがあるのはおかしい」みたいな考えが無意識にあって、そこの違和感が恐怖に変換されてるんじゃないかと思いますね。じゃないと他の惑星にそこまで恐怖を煽られない理由が分からないんで。まあそれだと土星も引っかかりそうだけど潜在意識の考えてることはよく分からないので多分なんかセーフだったんでしょう。
3つ目。私は実は宇宙が大好きなんですね。ここまで来てどの口がと言われそうですが本当に大好きです。どれくらい好きかと言うと中学生でNewton(宇宙系雑誌)を買い漁り天文宇宙検定(すげーマイナーだけどプラネタリウムの説明員になる時に有利になる資格)の2級を取得しているくらい。1級取るか迷うけど今はあんまりモチベ無いです。とにかく宇宙が好きで好きで壁に宇宙のポスター貼りまくったりサンタさんに望遠鏡をお願いしたり大学を量子力学が学べるというただ一点で決めたり(バカ)人生の半分くらいを宇宙に費やしてきました。最近はマテ茶の方が好きですが。
ところで吊り橋効果というものをみんなはご存知でしょうか。恐怖や不安を好意を勘違いしてしまう傾向があるという現象のことです。好意と恐怖って身体からしてみれば「興奮」の一言で済まされてしまう節があるんですよね。ガバガバすぎるわと言いたいけど生き物って基本そんなもんだな。何が言いたいかと言うと
「宇宙が好きすぎて恐怖と勘違いしたor宇宙が怖かったのを好きだと勘違いしていた」
説が濃厚だということです。
さすがに後者はショックすぎるので前者を推したいけど後者な気がするな……。まあ過程はどうでもいいんですが現状私は「宇宙が好きなのに星は怖い」というキメラみたいな心理構造をしているということですね。みんなはそんな体験したことありますか?ありませんか?普通は無いのかな……。好きなものが実は苦手だったみたいな経験は出来ればしたくないのでみんなには無いことを祈りますが私にはあったという話です。
はいそろそろ3000字行きそうなのでここらへんにしましょう。我ながらよく自分の怖いもの長々と語れるなと感心しました。
というわけでめちゃくちゃ長ったらしく木星への恨みつらみを書いてしまいましたがいかがでしたでしょうか。どこか一部分でも共感してくれる人が居たら嬉しいですね。自分が怖いと思うものとか何で怖いと思うかの考察とかすると自分の意外な一面が見られて面白いと思います。みんなもやってみてね。
またね。