こんにちはあみゅるです。
まさか自分が映画の感想をブログなどに書く日が来るとは思いませんでした。実写映画なんてパイレーツオブカリビアンくらいしか興味無かったのにシンウルトラマンにハマってから何かが狂ってしまった。そういえばシンウルトラマンの感想も書きたいな。
そして今回ネタバレ無し縛りで感想を書いていこうと思います。大まかな流れくらいは話してしまいますが、トリックとかは無し。初映画感想でサスペンスを選びネタバレ無し縛りとは無謀すぎる挑戦だな。「湯川先生が変人すぎてウケた」くらいしか書けない気がする。頑張ります。
実はガリレオシリーズ初めて観たんですよね。というかガリレオシリーズがシリーズものだってことも観る前日くらいに知りました。本当にドラマやら映画やらに疎すぎる。
そういうわけなので生粋のミリしら状態で挑みました。まあ相棒とかも途中から観てたりしたし大丈夫かなって。
まあ結果大丈夫でしたね。ストーリー自体は映画だけで完結したし、関係性も観てればなんとなく分かるので無問題。
唯一の問題と言ったら最初に湯川先生が登場するシーンで衝撃波を0距離から食らうくらいじゃないですか?びっくりした。笑い声出るかと思った。
あそこで湯川先生の好感度が500上がりました。やっぱり好きなものへの執着が強過ぎて変人と化している人間は見ていて楽しいです。これを観に来たと言っても過言ではない。
湯川先生が登場したところで「元を取ったな」と勝ちを確信しましたが、開幕5分間くらいはマジで不安でした。帰るか0.5秒くらい悩んだ。サスペンスって言ってなかった???大丈夫だよな???
その後ちゃんとサスペンスになったので本当に安心した。演出だって分かってても不安なものは不安だ。コナン映画の開幕5秒ビル爆破に慣れてるんだぞこっちは。
ジャンルがサスペンスになった後も割と日常パートが多くホッコリ半分、はよ事件起こってくんねえかな半分でした。コナンと相棒とホラゲに慣れてるこっちが悪いので存分に仮初の平穏を謳歌してくれ。
……という斜に構える気持ちもお祭りパートのところでどっか行った。シンプルにパレードがめっちゃ良かった。ライブ感覚で味わえる地元の祭り、いいですね。地元の祭りが恋しくなるね。でも地元の祭りにしちゃクオリティ激高すぎない?これが地元なのシンプルに羨ましいな。
そして突然起こる第二の事件。「今祭りやってるから後にしてくれませんか!?(手のひらクルー)」という心の叫びも虚しくピリピリとした空気に包まれます。なんか急によそよそしくなるじゃん!?気さくなおばちゃんおじちゃんはどこ行っちゃったの!?往々にしてサスペンスあるあるですが、日常パートの時は事件が恋しく、事件の渦中の時は日常が恋しくなります。人間の悲しい性ですね。
解決パートが個人的には一番面白かった。というか解決パートが面白くないサスペンスはゴミだ(とても主観)。二転三転する事実に翻弄されるのも楽しいし、推理時にガッツリ物理学が絡んでくるのもめちゃくちゃ面白かったですね。わたくし物理専攻出身なので出てきた時は特にテンション上がりました。何がとは言いませんが。
あとやっぱり時系列が複雑な事件ってそれだけでワクワクする。十数年前のあの事件が今ここで!?みたいなやつが大好物です。
ラストは幸せの最大公約数を上手く取ったな〜という所感。もちろん全員が全員幸せというわけではないですが。いや当たり前だ人死んでるんだぞ。
サスペンスの中では割と良心的な終わり方だと思います。
最後に全体を通してですが、「沈黙のパレード」というタイトルの通り、沈黙が印象的なシーンが多く息を呑むような演出が散りばめられています。ヒューマンドラマとしても楽しめる彩度の高い映画でした。
観てない方は是非映画館に足を運んで私宛にネタバレ感想をぶちまけてくれると助かります。もちろん既に観た方もぶちまけてください。
それではまた〜!
……ガリレオシリーズ、最初から観ようかな。